「利他心」を経営の根幹に据えている理由

名西株式会社が何よりも大切にしている「利他心(与える心と行動)」について、その本質的解釈をお伝えさせて頂きたいと思います。

 

この「利他心」という概念に、仮にネガティブなバイアス(思い込み)を持っている人がいるのであれば、その本質的な解釈が誤っていると思うのです。

 

その誤りとは、「利他心」を「自己犠牲的利他主義」と解釈していることです。つまり、「他人のために尽くすことは、自己犠牲(自分の損)を伴う」という解釈です。

 

人間は、本能的に「損」を嫌がる生き物です。
マーケティングの世界では、「得ですよ」というアプローチではなく「損しますよ」という認識を与える方が、売上が上がる事も証明されています。

この「損したくない心理」の事を「プロスペクト理論」と呼んでいます。

 

なので、「自己犠牲=損したくない」という心理が、利他心を抑圧し、利己心(求める心と行動)を発現させるのです。しかし、そうではありません。「利他心」の本質はそうではないのです。

では、「利他心」の本質とは、何か。
それは、「合理的利他主義」。つまり、「他人に尽くすことが、求めずとも、いつか、自分の利益として還ってくる。」

これが、「利他心」の本質なのです。名西株式会社の企業文化の根幹であり、かつビジネスモデルの根幹にあるのが「利他心」です。

 

この「利他心」の対象となるのは「他人と自分」だけでなく「未来と現在」にも通じます。つまり、「未来の世代の利益を大切にすることは、現在の利益にもなる」という事です。

名西株式会社では、今までも、これからも、「利他心」を何よりも大切に、経営をしてまいります。

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