礼儀正しさに勝る攻撃力はない

AIやロボティクス技術などの進化による「第四次産業革命」が進んでいく時代に生き残り、そして成功していくためには、「誰からも信頼される人間力」を高めていくことが重要です。

 

この誰からも信頼される人間力を高めていくために、最も大切なこととは何でしょうか?

 

それは「礼儀礼節を極める」ことです。

 

「なんだ、そんなことは知っている。」と思うでしょうが、大半の社会人は、本当の礼儀礼節を理解していないし、出来ていません。

 

それでは再度、礼儀礼節とは何かを考えてみましょう。

まず、礼儀と礼節は分離しています。順番としては「礼節」が先で「礼儀」が後です。

 

そして、「礼節」とは「心:あり方」であり、「礼儀」とは「形:やり方」です。

礼節に支えられて、礼儀に誠意がこもり、はじめて相手の心に「信頼という価値」が届くのです。

 

具体的に述べれば、

 

「礼儀:形」とは、他者と接する際に守るべき具体的な行動規範を指します。例えば、挨拶をしっかりとする。感謝の言葉を述べる。約束の時間を守る。丁寧な言葉遣いをするなど、よくメラビアンの法則で述べられる「言語情報:7%・音声情報:38%・視覚情報:55%」とは、礼儀という「形」を磨くテクニックです。

 

しかし、どれほど「メラビアンの法則」に則り、「形」を磨いたとしても、それだけでは

表面的な技法で他者をコントロールしようとする、一流の振りをした三流の詐欺師となってしまいます。

 

「礼節」という土台がしっかりと築かれたうえで、「礼儀」を行わなければならないのです。

 

「礼節:心」とは、他者への敬意や社会的な規範に基づいた心構えや心の態度を指します。

より内面的な部分で、他者を尊敬し、他者に感謝し、他者の時間(命)を大切にするという覚悟(志)の事を指します。

 

しかし、「心」は見えません。だから、すぐに手を抜きます。目に見える「形」だけを整え、

「乱れた心」を隠し通そうとしてしまいます。しかし、それは必ず見抜かれています。

 

だからこそ、「礼儀を尽くす」まえに、「礼節を尽くす」のです。

 

「礼儀正しさにまさる攻撃力はない。」そして、

「成功する人の共通点は常に規律を重んじている。」のです。

 

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