一流のリーダーに求められる労働とは何か?
仕事には、「3つの労働レベル」が存在します。
◆レベル1:肉体労働
言われたことしかやらない。出来ることしかやらない。自ら考えず、主体的に動かず、責任を取らず、誰かに依存し、上手くいかないと他責にする。ゆえに、いくらでも代替がきく「人在」でもある。
◆レベル2:知的労働 自ら価値を創造する仕事であり、解決策や、目標達成への方法を見出す努力をする。 以前は希少性があったが、現在では外部委託やAIで代替がきく「人材」になってきている。
◆レベル3:精神労働
高度な人間力が必要とされる、一流のリーダーやプロフェッショナルに求められる労働レベルであり、今までも、これからも、一切代替のきかない「人財」。
責任を引き受ける事。問題から逃げない事。自らに原因を求める事。与え続ける事。許す事。謙虚にして驕らない事。乱れ続けない事。自らを律し続ける事。
怖くとも決断し、前に出る勇気。信じ、待つ勇気。そして時には、退く勇気を持つ事。 高き志を掲げ、人心に火をつけ、統合させ、人間性を以って導く事。そして、何があってもあきらめず、やり抜く意志を持つ事。
リーダーやプロフェッショナル人財は、時に大きな逆境に立たされることがあります。
これまで、心を尽くし、信じ、正対してきた人やチームが、たった1つの事象において、離れていったり、時には裏切られることもあります。
他責にしたい時も、自己正当化したい時もあります。それでもなお、自らに矢印を向け、その出来事から意味を見出し、反省し、自らを変える力にしていかなければなりません。そして、どれだけ裏切られても、人を信じ続けなければなりません。
全ての出来事、出会いに、意味を見出し、自らを成長に導くためだと、心を定める事。
そして、全てを、引き受ける事。
それほどに苦しい道でありながら、何故、多くのリーダーやプロフェッショナルは、精神労働の世界を歩もうとするのか。
それは、
その世界を歩む中でしか、得られない喜びがあるから。
その世界で悪戦苦闘する中でしか、得られない成長があるから。
そして、遥か彼方、その世界の頂を目指し、歩き続ける中でしか観られない人生の景色があるから。
ではないでしょうか。
私自身も、精神労働という山の入り口、麓に立ち、霞んで見えない、永遠とも思える先に存在する「頂」を想像しながら、はるか先を歩む、諸先輩達の偉大なる生き様に、未熟な自分を奮い立たせています。
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